豆知識

【この差ってなんですか?】で放送!餅と団子の違い

TV番組『この差って何ですか?』で、日本人ではあまり気が付かない「餅と団子の違い」を日本に住んでいる外国人の方が質問。確かに何が違うのが私たち日本人も知っている人は少ないのではないでしょうか。この質問にたいして老舗の和菓子の店主が回答。

違いは作り方なんだそうです。それぞれの作り方を見ていきましょう。

【お餅の作りかた】
お餅はもち米を洗って蒸器に入れて蒸します。蒸しあがったら米粒を杵などを使ってついて作られます。

【団子の作りかた】
一方の団子は、うるち米をミキサーにかけて細かく粉にします。そこにぬるま湯か水を入れてしっかりこねます。こねた生地を丸めて蒸したり茹でて完成したのが団子です。

最初に誕生していたのが餅で、縄文時代の後期に誕生しており、その後平安時代になって団子が誕生したそうです。

団子の語源は、米の粉を1つにまとめているので「団粉」と呼んでいたのが、「団子」に変化したと考えられているそうです。※諸説あり

昔は、お餅はもち米を使い、団子はうるし米の米粉を使っていたそうですが、現在は餅も団子も、もち米とうるち米の両方を使う場合があるそうです。

ですので、お餅と団子の違いをまとめると、餅は粒を使って作り、団子は粉を使って作ったものという事になるそうです。