先日、TBSテレビで放送された「名医のTHE太鼓判」医師300人が選んだ食材総選挙!で10位に選ばれたのがリンゴでした。
私的なことですが、私の生まれた長野の有名な果物と言えばリンゴなので、生れた時から食べていたのでなんだか嬉しく思いました。
ここでは、その番組で紹介されたリンゴの栄養効果とアップルパイに似た食感のリンゴ餃子の作り方、また、栄養がしっかり摂れるリンゴの切りかたを紹介します。
リンゴは機能性表示食品の第一号
果物のなかでも栄養価が優秀なリンゴですが、生鮮食品の中でも消費者庁が認めれば効果や機能を表示することができる機能性表示食品と言うのがあり、その第一号がリンゴなんだそうです。
リンゴには抗酸化力が高いポリフェノールが含まれていて、活性酸素を減少させたり、様々な効果が言われていますが、近年の研究では肺の病気を遠ざける働きがあると発表されています。
番組では、実際にリンゴの産地である青森県の方に協力を得て肺年齢を調べてみるとビックリする結果になりました。
【例】
- 週に2~3個リンゴを食べている44歳の女性方の肺は18才未満の肺年齢
- リンゴを毎日食べている67歳の男性の肺は46歳
など、多くの人が実年齢より肺年齢が若かったのです。
番組に出演していた専門家の大谷義夫先生の話によると、リンゴの抗酸化物質の【リンゴポリフェノール】が肺の炎症を回復させるように働いていると考えられるというのです。
それだけではありまねん。リンゴにはその他にペクチンが含まれています。ペクチンは、コレステロールの吸収を抑えて、血圧の上昇を抑えるなど血管の老化を防ぐ働きが期待されています。
実は、そのペクチンは加熱すると増加するそうです。
実際に、青森県ではリンゴを色んな食べ方をしていて、その中にリンゴ餃子と言う料理があって加熱して食べているんです。リンゴ餃子はとっても簡単にできる料理なのでレシピを紹介します。
リンゴ餃子の作り方
- リンゴを一口大に小さく切ります。※餃子の皮に包むので、入る大きさにします。
- そこにシナモンをお好みの量振りかけます。
- 餃子の皮にリンゴを包んで、油できつね色に揚げるだけです!
栄養がしっかり摂れるリンゴの切りかた
冒頭で説明したように、リンゴにはポリフェノールやビタミンEなどの栄養が含まれています。ですがリンゴの切り方で栄養を損をしているかもしれません。
管理栄養士の方の話しによると、栄養をしっかり摂るなら薄い輪切りがいいそうです。
理由ですが、リンゴの栄養は皮や芯の周りにたくさん含まれています。ですので、多くの方が切っている4つ切りにして芯を切る方法は、栄養が豊富な芯や皮を切り捨ててしまっていて栄養の4割をそんしているんだそうです。
本来、リンゴの食べられない部分は芯の先と種だけなので、薄く輪切りにすることで皮も芯の周辺も食べれて無駄が無く栄養満点のリンゴが食べれるんです。是非、輪切りにして食べてみてくださいね。