夏に冷たい食べ物を良く食べた時や暴飲暴食した翌日の胃腸が弱っていると感じる事がよくあります。そんな時にお勧めの食材がレンコンです。
レンコンには、胃の粘膜を作っているムチンと言う成分とビタミンCが含まれています。その理由について見ていきましょう。
ムチンとは
ムチンは私たちのカラダの粘膜に含まれています。皮膚や粘膜の細胞(上皮細胞)から分泌されて、胃の粘膜を胃酸から守ったり、鼻やのどの粘膜として細菌やウイルスなどの病原体から守っています。そのムチンは、レンコンのネバネバ成分にも含まれています。
レンコンのムチンを効率良く取るには、すりおろすとよりネバネバするのでムチンがアップするのでおすすめです。
さらに、以外なのですが、レンコンにはビタミンCが以外に多く含まれています。ビタミンCは老化や病気の原因となる活性酸素を撃退して弱った胃腸の回復を助けてくれます。
レモンとレンコンのビタミンCの含有量を比較してみると
- レンコン(生100g)・・・約48mg
- レモン1個分・・・約20mg
また、ビタミンCは水溶性ビタミンなので水に溶けだしやすくなりますが、油で炒める事でビタミンCが壊れにくくなります。レンコンのきんぴらなどにして食べると良いですね。
栄養価の高いレンコンの選び方
スーパーで栄養価が高いレンコンを購入するには、穴が小さいレンコンを選びましょう。
レンコンの穴は、空気を通す機能を行っていますが、そこから酸化現象が起こってしまうので、酸化は少ない方が良いので穴は小さい方がいいです。
レンコンの皮には抗酸化作用があるタンニンが豊富に含まれています。皮ごと使って調理しましょう。