魚介類

サバの水煮缶のEPAを効果的に美味しく食べる方法

今はだいぶ落ち着きましたが、少し前はスーパーに行き、サバの水煮缶を買おうとしても「只今、商品が品切れしております。」の表示!こんな事が結構続きました。

このような現象になってしまった原因はTVの影響です。いくつものTV番組でサバの水煮缶の栄養効果が紹介され、多くのスーパーからサバの水煮缶が姿を消してしまったのです。

テレビの影響力はすごいですね!今回は、そのサバの水煮缶に入っている栄養効果を見ていきましょう。

サバのEPAの働き

日本人の死因第2位が心臓病。年間で20万人が命を落としているそうです。心臓病と言っても色んな病気がありますが、特に中でも多いとされているのが心筋梗塞と狭心症。これらの病気を発症させてしまう要因となるのが、良く言われているドロドロ血液。

健康診断を行って、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が基準値よりも超えている人は、血液がドロドロになっている可能性が高いので要注意です。数値を下げるように対策する必要があります。

悪玉コレステロール値が高くなる原因は、喫煙、運動不足、ストレス、などがありますが、一番の問題は食生活と言われています。脂っぽい食べ物を中心に食べている人は、血液をドロドロにしやすい食生活です。

血液をサラサラにする食べ物を食べるようにするのが大切になりますが、1日1回食べることで、悪玉コレステロール値を下げる効果が期待できる食べ物がサバの水煮缶なんです。

サバの缶詰1缶で1日分EPAが摂れる

サバの水煮缶にはEPAがたっぷり含まれています。このEPAが、悪玉コレステロール値を下げる働きをしてくれます。EPAは人間のカラダをつくるのに大切な栄養素ですが、体内では作れないので食べ物で摂取する必要があります。

EPAは青魚の皮や血合いに多く含まれています。さしみなどで食べると、その豊富に含まれている部分は全部取られてしまいますが、サバの水煮缶なら丸ごと缶詰にしているのでEPAが豊富にふくまれているので効果の期待がたかいのです。

また、サバの塩焼きなど加熱すると、EPAは熱に弱いので中からでてしまいます。ですが缶詰なら生のサバを使って加熱しているので、汁ごと食べれば、EPAを摂取することができるのです。

EPAの1日の摂取目標は1000mg(1g)です。サバの水煮缶にも表示されていますが、通常1缶で1日分が摂取できます。

サバの水煮缶のレシピ

せっかく食べるならサバの水煮缶を効果的に、美味しく食べたい!
そこで、おススメの食べ方を2つ紹介します。

大根の辛味成分イソチオシアネートと一緒に食べる

大根の辛味成分イソチオシアネートも血液をサラサラにする効果がきたいできます。

そこで、サバの水煮缶を汁ごとボールに入れて、塩コショウします。

そこに、大根の千切りを入れてレモン汁大さじ1、オリーブオイル大さじ1を入れて混ぜれば完成!

玉ねぎのイソアリインと一緒に食べる

玉ねぎにはイソアリインと言う成分が含まれています。それが血液サラサラ成分なのでそれを摂取しましょう。

オリーブオイルにニンニクを炒め、玉ねぎを入れてさらに炒めます。

そこにサバ水煮缶を汁ごといれて、トマトの水煮を入れて5分煮ます。

最後にトマトケッチャップと塩を入れてお好みの味に整えれば完成です!

実際にやってみましたが、簡単にできて本当においしいです。おすすめです!