番組「この差って何ですか?」では、健康で長生きしている人がどんな生活をしているのか取材を行い放送しました。
最初に紹介されたのは、栃木県に住んでいる箱石シツイさん。箱石さんは、現在、なんと101歳、一人暮らしをしています。しかも、現役の理容師さんです。
101才の現役理容師さんは朝はストレッチからはじまる!
朝起きるとまず運動をします。スクワット10回、片足立ちを10回、両手でグーパー体操を30回、さらに、足の指もグーバ体操も!
箱石さんは、理髪店を営んでいるので足と指はとても大切にしているそうです。筋肉を強くするために毎日体操をしているそうです。
番組に出演していたドクターもそれをみて、足の指を動かす運動は、踏ん張る力がつよくなり転倒を予防できるのでとても良いと言っていました。
朝食は全粒粉のパンを食べているそうですが、ドクターによるととても良いそうです。パンと言うとご飯よりも血糖値が上がりやすいと言われていますが、全粒粉のパンは血糖値の上昇を抑えてくれるそうです。
さらに、毎日魚肉ソーセージを食べています。私は、魚肉ソーセージはカラダに悪いというイメージを持っていました。ところが、専門家の話によると魚肉ソーセージは高齢者にはとてもオススメなんだそうです。
体に良い理由は2つ!
・EPAが豊富に含まれている。
・カルシウムが豊富に含まれている。骨粗鬆症予防に役立つ
血液をサラサラにしてくれる働きに期待されているEPA。マグロには豊富に含まれていると言われており100gあたり1284mg含まれていますが、なんと、魚肉ソーセージには100gあたり1304mgも含まれていまるんだそうです。
手軽に魚の栄養素がとれるのでオススメなんだそうですよ。これにはビックです。今日早速購入して毎日食べます。
箱石さんは、ココアときなこをかけたヨーグルトを食べていました。きな粉は大豆なんで「たんぱく質」が豊富、「ココア」はカカオからできていますが、カカオに含まれているテオブロミンと言う成分が脳に良い刺激を与えてくれることが知られておりボケ防止につながるそうです。
また、新聞を読むとき声を出して読んでいるんです。西山耳鼻科咽喉科医院の西山耕一郎先生によると、高齢になるとのどの筋肉が低下してしまいます。大きな声を出すことで喉の筋肉が鍛えられて誤嚥を予防することに繋がるそうです。
特に一人暮らしだと声を出す機会が少ないので声を出して新聞や本を読むのは良いことなんだそうです。
もう一人、滋賀県で暮らしている102歳の松林ちのさんも紹介されました。松林さんは5世代で暮らしています。
102歳の松林ちのさんの朝食で専門家が良いと言った食材がらっきょです。畑の薬と言われていて食物繊維、抗酸化力、解毒作用があり栄養価が高いとの事。しかし、刺激が強い食べ物なので1日3個を目安に食べるのがオススメとの事です。
また、番組にゲスト出演していた、かしまし娘の正司照枝さんは、夕食を午後の5時半に食べると、その後、翌朝の午前9時半になるまでの16時間は何も食べないそうです。
実は、この食事方法はアルツハイマーの治療方法として行っているそうです。12時間以上絶食する事でアルハイマーの原因となる脳内のタンパク質を除去することができるそうです。