豆知識

極端な糖質制限のデメリット

ホンジャマカの恵さんがMCをしている『その原因Xにあり!』と言う番組があり、そこで、健康に気を付けている芸能人が自宅で行っている運動や食事を健康維持に正しいか名医がチェックをするという内容の放送を見ました。

その日の放送で、長年芸能界で活躍されてきた松島トモ子さん(72才)の食生活に密着。

松島トモ子さんの食事は、昼食は摂らないで1日に朝食と夕食の2回。朝はフルーツとブリーチーズと濃いめの緑茶のみ。夕食もご飯やパンなどの主食は食べないでお肉や野菜が中心。

1日に食べた摂取カロリーが、なんと824カロリー以下。極力炭水化物を食べるのは抑えており、この食事スタイルを30年以上も続けているそうです。

そんな、松島さんの食生活見た医師たちは全員が健康に良くないと指摘。その心配される病気はなんと認知症だと言うのです。

松島さんのように、極端に糖質を摂らない食生活を続けていると認知症になるリスクが高くなる可能性があるそうです。

高齢化がすすむ日本では認知症が深刻な問題になっています。認知症を予防するためには脳を健康に保つことがとても大切になるのですが、脳に大切な栄養素と言えば糖質です。

その糖質をとらない食事は脳の委縮がおきやすいのだそうです。さらに、松島さんのように痩せ過ぎるのも良くないのである程度は糖質も摂取した方が良いと医師から提案されました。

また、食事だけでなく運動も認知症予防にはとても大切なんだそうです。

松島さんは、どんな時でも運動が出来るように、自宅に何種類もの運動器具を揃えていました。その中にはルームランナーもあり、毎日自宅でルームランナーで30分歩いているのだそうです。

ウォーキングなどの有酸素運動を1日30分毎日習慣化することが認知症予防につながるので歩く事はとっても良い事なんだそうです。

ですが、松島さんのように自宅でのウオーキングはあまりお勧めできないと医師。実は、認知症予防のための運動にはリラクゼーションの目的もあり、色んな刺激を脳に与えることが大切なんだそうです。

ところが、松島さんのように自宅でルームランナーで歩くだけだと室内なので風景に変化がありません。同じことの繰り返しを毎日行っている事になります。

もちろん筋肉運動にはなりますが、この同じことを繰り返す事は脳を刺激しません。どうせ歩くなら外に出て街を散歩すると毎日の風景も違い脳に刺激を与え認知症の予防にもつながるそうです。

色んなことに好奇心を持ち楽しむ事が認知症予防にはとても大切なんだそうです。