卵は完全栄養食品!優れた食べ物

卵はカラダに良い事は知っている人がほとんど、ですが、卵は食べ過ぎると悪玉コレステロール値が高くなるとか言われています。それは本当なんだろうか?

その他にも、卵の殻が剥けやすい物と剥けにくい原因は?など、卵についてまとめています。

ますは、卵の栄養価について

卵はタンパク質が豊富に含まれていますが、そのほかにも脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、私たちの身体に必要だとされている五大栄養素の全て含まれいるバランスが良い完全栄養食品なんです。

中でも、注目はタンパク質です。タンパク質はアミノ酸で構成されていますが、そのアミノ酸のバランスは、食品ごとのたんぱく質によって違います。

それを数値で表しているのが、アミノ酸スコアです。食品に含まれる必須アミノ酸のバランスを数値化し高いほど良質なたんぱく質になります。

卵のアミノ酸の組成はとてもバランスがとれていて、アミノ酸スコアが100点中の100点満点なんです!凄い!

特に、筋肉が低下してしまう高齢者には毎日欠かさずたべてほしいですね。筋肉を強化し健康を支える強い味方にって役立ちます。

また、食べ物には秋に美味しい食べ物、春に美味しい食べ物、それぞれ旬と言うがあります。 卵には旬は関係ないと思っていたのですが、実は卵にも旬があり、涼しくなって鶏が快適に暮らせる秋が栄養が高くなり卵のシーズンなんです!

卵白と卵黄は栄養価の違い

卵白と卵黄では栄養価が違います。

  • 卵白は、脂質を含まないので低カロリーで筋肉増加に最適なタンパク質のアルブミンが豊富。
  • 卵黄は、高血圧を予防・かいぜんするコリンや眼病予防効果がある抗酸化物質のルテインが含まれています。

卵食べ過ぎると悪玉コレステロールが高くなるのか?

卵にはコレステロールが豊富に含まれています。その為、昔からコレステロール値が高い人は卵を控えるように言われ続けてきました。私も悪玉コレステロール値が高く、卵が大好きなのに控えてきました。

ところが、実はあまり関係ないそうです。

血液中のコレステロールの8割は肝臓で作られています。食事から摂取することで影響するコレステロールは2割なのです。その為、卵を食べてもあまり影響がないそうです。

仮に、食事からコレステロールを多く摂取しても、肝臓から作り出す量を減らして全体量を一定に保っているそうです。これを知っていれば安心して卵が食べれます。

但し、遺伝的に体内のコレステロールを上手にコントロールできない人もいます。コレステロール値が気になる方は担当の医師に相談しましょう。

卵についての疑問コーナー

白い卵と茶色の卵の違いは?

スーパーでも、白い殻の卵と茶色い殻の卵は売られています。同じくらいの価格なら私は茶色い殻の卵の方が栄養価が高いのかな・・・。と思い茶色を選びます。

実は、白い卵も茶色い卵も栄養成分は変わらないそうです。殻の色の違いは親鳥の品種の違いなんだそうです。

卵の殻が剥けやすいのと剥けにくい原因

ゆで卵の殻がむけ難いのは、たまごの鮮度が関係しているそうです。

産みたての新鮮な卵は、卵白に二酸化炭素が多く含まれていて、それが膨張して殻にはりつきむけにくくします。

産まれてから時間が経つにつれて二酸化炭素が抜けるので、時間が経過した卵は殻がむきやすくなるそうです。

卵の事が分かったら、次は親の鶏肉についてです。

鶏肉は豚肉や牛肉と比べて脂肪が少ないのでヘルシーな食べ物としてダイエット中の時は食べている人も多いのではないでしょうか。

実はそれは正解!
鶏肉には筋肉量を増やしてくるロイシンや、心を落ち着かせてくれる脳内物質セロトニンの材料となるトリプトファンなどが豊富に含まれているんです。

特に、ムネ肉には認知症予防の効果が期待できることが近年分かってきたそうです。ムネ肉にはイミダゾールジペプチドが豊富に含まれていて、体内に入るといったん分解され脳で再合成されますが、その際に記憶力などの脳機能を向上させてくれます。

またイミダゾールジペプチドには抗酸化作用もあり老化の原因である活性酸素を除去してくれる働きもあります。ですが、胸肉はパサパサ( ^ω^)・・・あまり好きではないと言う人も多いのではないでしょうか。ですが、とっても簡単な方法で柔らかくジューシーにすることができるんですよ。

胸肉を柔らかくジューシーにする調理方法

  • 胸肉・・・200g
  • 水・・・100cc
  • 砂糖・・・小さじ1/4
  • 塩・・・小さじ1/4

水に砂糖と塩を入れて溶かして胸肉を1時間以上浸します。これだけです。実践してみてくださいね。