8月29日の放送された『林修の今でしょう!講座』では、20年以上長寿の秘訣を研究をされてきた、お茶の水健康長寿クリニック院長 白澤卓二先生を迎えて健康長寿の方が良く食べている発酵食品を放送。そのベスト3を紹介します。
白澤先生によると、介護になっていない健康長寿の人を見ると2つの病気が回避されていると話します。
1:認知症
2:骨粗しょう症
この2つです。そういわれると納得ですよね。
認知症や骨粗しょう症にならないで、チャント生活が自立出来ている100歳を迎えた方を見ると人生をエンジョイ出来ている人が多いそうです。
人生を最後まで楽しむためには、私たちもいつまでも自立した生活をすることは大切なんですね。それには、やはり食生活がカギです。
何を食べれば、この2つの病気にならないように回避できるのか?
今回、林修の今でしょう!講座で1000人の方の健康長寿の方の食生活を調査すると、約9割の方が日本の伝統食品である発酵食品を食べていました。では、どんな発酵食品を食べていたのかランキングで紹介します。
発酵食品ベスト3
第3位:味噌
味噌には、白味噌と赤みそがあります。
赤みそには、メラノイジンという物質が含まれています。メラノイジンは、抗酸化力がとても高い物質でがん細胞と戦って細胞を活性化する効果が期待できます。
白みそには、発酵の過程でギャバ(GABA)と言う物質が生れます。ギャバはリラックス効果や血圧を下げる働きに期待されています。
医学的観点からみても味噌は健康維持にとても良い食べ物なんだそうです。103歳の健康長寿は、毎日みそ汁を食べていましたが、食べるだけではなく「自分で出来るということはありがたい。」と言って、自分で調理してして食べていました。とっても生き生きしていました。
第2位:納豆
納豆にはカルシウムとビタミンK2が豊富に含まれています。
特にビタミンK2は他の発酵食品にはあまり含まれていない栄養素です。ビタミンK2は骨をつくる時に大切な働きをしてくれます。カルシウムを吸収した時に、このビタミンK2が無いと骨に届けられないのです。
カルシウムとビタミンK2を一緒に摂ることで骨粗しょう症予防になるので、カルシウムとビタミンK2が含まれている納豆は骨粗しょう症予防に大変優れた食品です。
また、納豆をより効果に食べるには、乳酸菌と一緒に食べると相性が良いのでおすすめです。実は、一緒に食べることで、納豆の成分が乳酸菌のエサになり乳酸菌が10倍に増えるという事が分かっているそうです。豆腐の冷奴に納豆キムチをかけて食べると良いですね。
第1位:ヨーグルト
ヨーグルトにはカルシウムや乳酸菌が豊富。腸内に乳酸菌などの善玉菌が多い人は環境を整え免疫機能が高く、インフルエンザやガンになりにくい事が分かってきています。乳酸菌を常に減らさないことがアンチエイジングお戦略になります。
ヨーグルトを効果的に食べる方法は、オリゴ糖と一緒に食べる事で、善玉菌のエサになり善玉菌を増やすことに繋がります。そこで、バナナと一緒にヨーグルトを食べるのがオススメ。バナナには食物繊維も豊富なので便秘解消効果も期待できます。