豆知識

極端な糖質制限のデメリット

ホンジャマカの恵さんがMCをしている『その原因Xにあり!』と言う番組があり、そこで、健康に気を付けている芸能人が自宅で行っている運動や食事を健康維持に正しいか名医がチェックをするという内容の放送を見ました。

その日の放送で、長年芸能界で活躍されてきた松島トモ子さん(72才)の食生活に密着。

松島トモ子さんの食事は、昼食は摂らないで1日に朝食と夕食の2回。朝はフルーツとブリーチーズと濃いめの緑茶のみ。夕食もご飯やパンなどの主食は食べないでお肉や野菜が中心。

1日に食べた摂取カロリーが、なんと824カロリー以下。極力炭水化物を食べるのは抑えており、この食事スタイルを30年以上も続けているそうです。

そんな、松島さんの食生活見た医師たちは全員が健康に良くないと指摘。その心配される病気はなんと認知症だと言うのです。

松島さんのように、極端に糖質を摂らない食生活を続けていると認知症になるリスクが高くなる可能性があるそうです。

高齢化がすすむ日本では認知症が深刻な問題になっています。認知症を予防するためには脳を健康に保つことがとても大切になるのですが、脳に大切な栄養素と言えば糖質です。

その糖質をとらない食事は脳の委縮がおきやすいのだそうです。さらに、松島さんのように痩せ過ぎるのも良くないのである程度は糖質も摂取した方が良いと医師から提案されました。

また、食事だけでなく運動も認知症予防にはとても大切なんだそうです。

松島さんは、どんな時でも運動が出来るように、自宅に何種類もの運動器具を揃えていました。その中にはルームランナーもあり、毎日自宅でルームランナーで30分歩いているのだそうです。

ウォーキングなどの有酸素運動を1日30分毎日習慣化することが認知症予防につながるので歩く事はとっても良い事なんだそうです。

ですが、松島さんのように自宅でのウオーキングはあまりお勧めできないと医師。実は、認知症予防のための運動にはリラクゼーションの目的もあり、色んな刺激を脳に与えることが大切なんだそうです。

ところが、松島さんのように自宅でルームランナーで歩くだけだと室内なので風景に変化がありません。同じことの繰り返しを毎日行っている事になります。

もちろん筋肉運動にはなりますが、この同じことを繰り返す事は脳を刺激しません。どうせ歩くなら外に出て街を散歩すると毎日の風景も違い脳に刺激を与え認知症の予防にもつながるそうです。

色んなことに好奇心を持ち楽しむ事が認知症予防にはとても大切なんだそうです。

豆知識

ご長寿ホルモンのアディポネクチンを増やすには

人間の体内の脂肪細胞からは、数種類のアディポサイトカインという物質が分泌されています。この数種類のアディポサイトカインのうち、長寿ホルモンに分類されるのがアディポネクチンです。

アディポサイトカインの中には、血糖値や血圧を上げたり、コレステロールの増加や炎症を引き起こすといった悪玉脂肪ホルモンが存在しますが、長寿ホルモンはアディポネクチンのみです。ですから、アディポネクチンを増加させることで、血管を綺麗にするので老化防止に効果が期待できると言われています。

アディポネクチンの分泌量が減少すると

肥満と血糖値の上昇は大きく関わっています。脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンは、血糖値を下げる働きを持っていますが、実は、内臓脂肪が増加に伴って分泌量が減少するという特徴があります。

そして、アディポネクチンが減少すると、血糖値が上がってしまうのです。このことから、内臓脂肪が多い肥満の方は、アディポネクチンの分泌量が減少してしまうので、血糖値が上がりやすい体質になり、糖尿病のリスクが高まります。近年、糖尿病患者が増加傾向にあるのは、食生活の変化によって高脂肪食を摂る機会が増えたことが大きな要因と言えるのではないでしょうか。

中性脂肪が増えて脂肪細胞が肥大化すると善玉ホルモンのアディポネクチンの分泌量がガックンと減ってしまいます。すると、悪玉ホルモンがたくさん分泌されてインスリンが効きにくくなり糖尿病になりやすくなったり、動脈硬化がすすみ血管がボロボロになりやすくなると考えられています。
この悪い働きをする悪玉ホルモンが出やすい目安となる身体のサイズが分かってきたそうです。ポイントは腹囲!腹囲が太いほど善玉ホルモンの分泌量が減り、悪玉ホルモンの分泌が増える事が統計学でみると分かってきたそうです。

注意が必要になる男性の腹囲・・・85cm以上
注意が必要になる女性の腹囲・・・90cm以上 

女性の方が腹囲が大きいですが、女性の場合は、男性と比べて元々皮下脂肪が多いので女性の方が5cmくらい基準が大きくなるそうです。

アディポネクチンを増やすには

血糖値を下げる働きがあるアディポネクチンは、内臓脂肪の増加によって分泌量が減少してしまうので、血糖値を下げたいのなら、アディポネクチンを増やすことが近道です。アディポネクチンを増やすためには、内臓脂肪を減らす必要があります。

高脂肪食が多い方は食生活を改善したり、少しずつでもいいので体を動かすいようにして、運動不足を解消することで内臓脂肪を減らすことが可能です。肥満気味だなと感じている方は、血糖値が上がっている可能性が高いので、生活習慣を変えることを心がけましょう。

アディポネクチンが糖尿病を予防する

脂肪細胞から分泌される善玉脂肪ホルモンのアディポネクチンは、血糖値を下げる働きがあり、糖尿病の予防に有効なホルモンだと言われています。通常、アディポネクチンが正常に分泌されている時は、インスリン抵抗性が低い状態になっているため、食事によって血糖値が上がっても、インスリンがたくさん分泌されて、血液中の糖を処理して、血糖値をコントロールすることができます。しかし、インスリン抵抗性が高くなると、血糖値を下げて上手くコントロールできなくなるのです。

インスリン抵抗性が高まることで糖尿病になる

糖尿病は、インスリン抵抗性が高まることで発症します。インスリン抵抗性とは、血糖値をコントロールするのに欠かせないホルモンであるインスリンの働きが低下した状態のことを言い、そのまま放置すると血液中の糖の濃度が高くなり、糖尿病へとつながるのです。

私たち人間の体は食事をすると血糖値が上がりますが、インスリンの働きによって、糖が代謝のために筋肉細胞や肝臓に吸収されるのを促進し、血糖値がコントロールされています。

ところが、肥満による内臓脂肪の増加などが影響してインスリン抵抗性が高まり、糖の代謝を促進するインスリンの働きが低下すると、血糖値がコントロールされなくなり、血糖値が上がって糖尿病になるというわけです。

アディポネクチンがインスリン抵抗性を改善

そして、このインスリン抵抗性と脂肪細胞から分泌されている善玉脂肪ホルモンのアディポネクチンが深く関係しています。アディポネクチンには、糖の代謝を促進して、血糖値をコントロールしてくれるインスリンの働きをサポートし、血糖値を下げてくれます。

しかし、アディポネクチンは、内臓脂肪が増加すると脂肪細胞からの分泌量が減少してしまいます。その結果、インスリンの働きが低下してしまい、筋肉細胞や肝臓での糖の代謝が行われにくくなるインスリン抵抗性が高い状態になり、血糖値が上がります。ですから、インスリン抵抗性を改善するためには、アディポネクチンの分泌量を増加させる必要があるのです。

アディポネクチンを増やすサプリ

血糖値が半年で半分以下に下がりました

父親が糖尿病と脳梗塞の合併症で亡くなったこともあり、自分も遺伝で同じ病気になるのではと、とても不安で仕方ありませんでした。30代後半にになると、血圧が高く肥満気味だったので、健康のためにいろんな健康食品を取り寄せて飲んでいたのです。

しかし、効果はほとんど現れず、血糖値が230、ヘモグロビン8.8と悪化する一方。そのな時出会ったのがアディポネクチンSP-18で、飲み続けて半年ぐらい経過しましたが、血糖値が110に、ヘモグロビンも6.6と半分以下にまで下がりました。一時は医者に入院を勧められるなど、どうなるかと思いましたが、このまま飲み続けて健康維持に努めたいです。

食事を我慢せずにダイエットに成功

「食生活の改善と運動を取り入れるように」とメタボ検診で言われましたが、運動嫌いで甘い物好きの私には、とてもじゃないけど続けられないと断念。これまでもいろんなダイエットサプリを試してみたものの、私の体には合わず腹痛を起こしたこともあるなど、どうすればいいか途方に暮れていました。

でも、そんな私をアディポネクチンSP-18が救ってくれたのです。食べることが好きなので、無理な食事制限をすることなくダイエットをしたかったのですが、見事に食事を我慢せずにダイエットに成功しました。アディポネクチンSP-18のおかげで、しっかりと食べながらのダイエットだったので、体も元気な状態で痩せることができたのが良かったです。

朝の目覚めも良くお腹の調子も良くなりました

いつも残業で夜遅くまで仕事しているせいもあり、毎朝目覚めが悪く起きるのが辛くて仕方ありませんでした。それに、お腹の調子も良くなく、毎日朝食抜きで仕事に行っていたので、仕事中にお腹が空いてしまい、仕事に集中できない日々が続いていました。

こんな私を見かねたのか、友達がアディポネクチンSP-18のことを教えてくれたのです。最初はあまり期待していなかったのですが、飲んでわずか1週間後には、体がとても軽くなってきて、朝の目覚めも良く、お腹の調子も良くなりました。今では毎日しっかり朝食を食べているので、仕事の途中でお腹が空くこともなくなり、仕事にも身が入るようになりました。

アディポネクチンを増やす食品

近年、食品によってアディポネクチンをより上げるメカニズムが研究されているそうです。ではどんな食品を食べると良いのでしょうか。青い魚に含まれているDHAやEPAの油はアディポネクチンを増やすと考えられています。そして、もう一つの食品が赤ワインです。2009年に発表された論文では赤ワインを1日1杯ほど飲むと3週間後には、およそ3割アディポネクチンが増加したと言う報告があるそうです。ワインが好きな人には嬉しい報告ですね。ですが、飲み過ぎには注意しましょうね。

飲み物

肝臓の働きとお酒の関係|肝機能障害を予防する方法

お酒が好きな人にとって肝臓は気になる臓器の一つ。健康診断でγGTPの数値が高いとお酒の影響を疑います。肝臓の働きは代謝・解毒・胆汁の生成など3つの働きがありますが、消火器内科医の大竹真一郎医師の話では、お酒は肝臓を直接ダメにすると解説しています。お酒を飲んだ量と期間が深く関係しており知らないうちにダメージを受けてしまいます。人間ドックを受けた人の4人に一人は肝臓に異常値があるそうです。

このように肝臓は沈黙の臓器と言われており、症状がでてくるのがかなり遅く肝機能障害が悪化してから分かるケースが多いのです。また高血圧や糖尿病患者は動脈硬化により毛細血管が痛んでいるので、毛細血管のかたまりで出来ている肝臓を痛めやすいといわれています。肝臓の働きと肝機能障害の予防をテーマに恐ろしい肝臓病について判りやすく紹介したいと思います。

肝臓の働き

肝臓は約25,000憶個の細胞からできている、体内最大の臓器、重さは大人だと体重の五十分の1に相当します。そして肝臓には主に3つの働きがあります。

 ★代謝・・・糖質、タンパク質、脂肪などの栄養素を貯蔵して必要な時に供給している。
 ★解毒作用・・・アルコールや薬に含まれている有害物質を無毒化する。
 ★胆汁の生成・分泌・・・脂肪の分解に必要な胆汁を生成し分泌する。

これらの役割を果たすために、肝臓には大量の血液が流れ込んでいます。その量は1分間に1,5㍑が流れ込み栄養や酸素を取り込んでいます。肝臓は、嗄声能力が非常に高い臓器で、手術で70%切除しても、4か月~半年後には大きさも機能も戻るんだそうです。

肝臓とお酒の量

肝臓が悪い症状として、黄疸、体がだるい、皮膚がかゆいなどの症状が出た時は、肝臓にかなりダメージを受けており病気がかなり進んだ状態といえます。

休刊日をとることが大切ですが、実は休刊日をとることで肝臓の病気が予防できるという科学的データはないそうです。しかし、お酒のお酒の飲み過ぎを防ぐために休刊日を設けることは大切です。ちなみにドクターが薦めるお酒の1日の許容量は以下の通りになります。

 ●日本酒・・・1合~2合
 ●ビール・・・1本~2本
 ●焼酎・・・0.5~ 1合
 ●ウイスキ・・・ダブル1~2杯

薬物性肝機能障害に注意

肝臓にダメージを与えているのはお酒だけではありません。身体がだるい、はきけがするなどの症状は、肝機能障害の一つかもしれません。実は病気を治すための薬が原因で肝臓に障害が起こるケースがあります。肝臓は薬を自分の体に害がないように処分して効果があるようにする働きをしています。しかし、過剰に薬が入ってきてしまうと、肝臓で処分する能力を超えてしまい、それによって薬物事態が肝臓の細胞にダメージを与えてしまいます。

薬物性肝機能障害の初期の症状は、食欲不振、吐き気、体のだるさ、腹痛などです。さらに症状が進むと発熱、かゆみ、黄疸、発疹などの症状がでます。しかし、薬物性肝障の症状は気づきにいことが多く、薬の飲み過ぎ酒だけでなく、あまり知られていませんが、サプリメントや漢方薬も飲み過ぎると起こる場合もあります。ですので自分の判断で薬やサプリメントの量を増やさないで用法・用量を守ることは大切です。。

また、薬のアレルギーでも薬物性肝機能障害が起こりうるとのこと。以前、薬を飲んでアレルギーが出たことがある人は、必ず受診する際にはその事を告げるようにしましょう。

アルコール性肝機能障害

お酒などアルコールが体内に入ると、肝臓で無毒化されます。ところが、過度にアルコールを摂取すると脂肪代謝が後まわしになるり肝臓に脂肪が蓄積されて肝機能障害が起こります。1日のアルコールの目安の摂取量は60gと言われています。これを日本の場合だと1合が20gなので、三合以上を毎日5年間飲酒するとアルコール性肝機能障害になりやすいと考えられています。

改善方法は、まずはお酒の量を減らすこと、しかし、肝機能のデーターが悪くなってからだと禁酒が絶対条件となります。ですから、お酒を長く飲むには、お酒の量は守って飲むことが大切なのです。

ダイエット脂肪肝

ダイエットをすることで脂肪がついてしまうのを『ダイエット脂肪肝』といいます。これは、極端なダイエットを実践して急激に体重を落とすと、肝臓では、エネルギーである脂肪を蓄えようします。そのため、体は痩せても肝臓には脂肪が付き脂肪肝になってしまう事があるんだそうです。そうならないためにも、食事はバランス良く量を減らして食べることが大事なんです。

非アルコール性脂肪肝炎NASH(ナッシュ)

ALT値は、一般的には30~40以上が正常値で、それ以上になると異常値と診断されます。肝臓の細胞が壊れているときにこのALT値が高くなるからです。もしALTの数値が50以上になったら医療機関を受診した方がベストです。ALT値の異常が続くと肝がんの発生リスクも高まります。ちなみにALT値の肝がん発生の危険度は以下の通りです。

 ◆29以下の場合・・・1倍
 ◆30~60の場合・・・6.5倍
 ◆70~99の場合・・・60.5倍にもリスが高まる。

また、お酒を飲まないのにALT値が高い場合は、NASH(ナッシュ)の疑いも考えられます。NASH(ナッシュ)とは、非アルコール性脂肪肝炎のことで、お酒をほとんど飲まないのに肝臓内に中性脂肪が溜まった状態をいいます。アルコール性肝障害の患者さんが約250万人の中、実は、このNASH患者数が多く約400万人と言われているのです。

このまま放置すると、肝硬変や肝臓がんに進行するリスクが高くなります。患者数は、男性の方が多いのですが、50歳を超えると女性も多くなり、男性よりも進行が早いと言われています。NASHであるか調べるには、採血だけでは難しく、肝臓の一部を取って顕微鏡で調べるか、もしくは血小板の値で分かるとも言われているそうです。

これは血液の中で血を止める成分ですが、肝臓が悪くなると血小板の数値下がってきます。血小板の基準値は、15~35で、肝硬変まで行くと10まで下がるそうです。予防策は、体重を減らすことですが、急激な減量はNASHを悪化させることが考えられるので注意が必要。また、鉄分が肝臓について肝臓機能を悪化させると考えられているので、肝臓病の人は鉄分が多く含まれている食べ物を制限する必要があります。

豆知識

風邪予防に医者が食べてる食べ物と対策

風邪を治すには、ひきはじめが肝心というように初期の対応がポイント。名医が行っている風邪の予防対策と治し方を紹介します。

毎年、風邪をひかないように対策を行っているつもりでも、また今年も風邪をひいてしまった。こんな経験どなたにもあるのではないでしょうか。一体、医療の専門家はどんな風邪対策を行っているのか気になるところです。

TV番組『林修の今でしょう講座」では、風邪の診察を行っている医師100人にアンケートを取り、どのような風邪の予防対策を行っているのか、また、風邪をひいてしまった時の早く治す方法をランキング形式で紹介していましたのでまとめました。参考にしてください。

医師が行っている風邪予防対策

1位:帰宅後手洗いだけではなく顔も洗う


帰宅したら手をきれいに洗うのは、すでに誰もが行っている風邪やインフルエンザなどの予防対策だと思いますが、顔まで洗う人は少ないのではないでしょうか。しかし、顔まで洗うにはちゃんと理由があります。

顔を触る事って多くないですか?

手にはたくさんのウイルスがついています。その手で顔を触ると顔にもウイルスが移ってしまいます。手をきれいに洗っても、顔を頻繁に触っていると、また手にウイルスがついてしまいますよね。ですので、顔も手も帰宅したら洗うドクターが多いんです。

また、ウイルスはパソコン、トイレなどのドアノブなどさまざまな所に付着しています。風邪やインフルエンザの感染を予防するためには、帰宅時だけではなく頻繁に手洗いを行うことが何より大切だと話していました。

効果的な手の洗い方

ポイントは短く2回洗う事!

  1. ハンドソープをつけたら手のひら、手の甲、指先、指の間、手首を10秒間揉み洗いします。
  2. 15秒間水ですすぎます。
  3. もう一度繰り返します。

このしっかり30秒間洗って15秒すすぐよりも、短い洗い方で2回洗う方がウイルスの数が減少する効果があるそうです。

2位:緑茶でうがいをする

実は、ドクターが風邪などの感染症予防に一番有効だと話していたのが、このうがいです。特に、緑茶でうがいをするとお茶の葉に多く含まれているカテキンがウイルスの増殖や活性化を予防してくれるそうです。

カテキンには抗菌・抗ウイルス効果があり、風邪やインフルエンザなどの予防や症状の緩和に効果的な事が分かっているのだとか。そこで、カテキンの量を多く出すお茶の入れ方を紹介します。

カテキンを多く出す緑茶の入れ方!

お茶の淹れ方でカテキンの量が変わります。より高い温度のお湯でお茶を入れるとカテキンが良くでてきます。熱湯のお湯でお茶を出し、冷ましてからうがいをしましょう。また、お茶はうがいだけでなく、飲む事でも予防につながるそうです。

さらに、鼻うがいもするとより風邪予防には効果的です。鼻うがいは鼻の奥に入った花粉やハウスダストなども洗い流すことができるので毎日の習慣にしてしまうといいですね。

ですが、鼻うがいはツーンと痛くなりそうです。実は、100gの水に対して1gの塩を入れると体の浸透圧と同じになって痛くないそうです。試してみてくださいね。

また、薬局にも鼻うがい用のキットが販売されているそうです。

3位:豚の生姜焼きを食べる

多くの医師が風邪予防に食べている食べ物が肉料理の「豚の生姜焼き」なんです。私も大好きなのでこれが風邪予防になるならこんなに嬉しい事はありません。

まずは、生姜から風邪予防になるメリットを紹介します。生姜にジンゲロールと言う成分が含まれています。殺菌作用があり喉の痛みを殺菌し症状を緩和する効果が期待出来ます。

このジンゲロールですが、熱を加えることでショウガオールと言う成分がつくられます。この成分は胃腸を刺激して体の内側から熱を作り体温を高める働きがあるので食べることで体温の上昇が期待でき、その結果、免疫力をアップする効果の期待ができます。

次に豚肉ですが、免疫機能を高めるのに欠かせない栄養素「ビタミンB1」が豊富に含まれています。ビタミンB1が不足すると免疫力が低下して風邪のウイルスが入りやすくなってしまいます。豚の生姜焼きは、この2つの成分を同時に摂取できる優秀な食べ物なんです。

4位:寝る時にマスクをする

風邪をひいてしまうのは寝ているときが多いそうです。口呼吸になり口の中が乾燥してしまいます。すると口の粘膜がダメージを受けて、そこからウイルスが侵入して増殖してしまうんです。風邪予防をするなら寝ている時の対策が大切なんですね。

マスクをすることで、口の中を保湿する効果があります。マスクが苦手な人は、部屋の中を湿度60%に保つようにしましょう。6畳の部屋なら濡れタオルを1枚干して寝るとおおよそ湿度が60%くらいなんだそうです。

また、マスクをすることで、空気中に漂っている風邪ウイルスや細菌の吸入を予防することができます。

5位:朝起きたらすぐに歯磨きをする

先ほどお話ししたように、夜寝ているときに風邪などのウイルスが口の中で増殖しています。その他にも口の中には約30億〜6000億もの細菌が存在するとも言われます。朝起きて、歯を磨かないでそのまま朝食をとると、そのままウイルスや殺菌を体内に入れることになります。

風邪などのウイルスは、表面がタンパク質の膜で覆われています。そのため、簡単には人間の細胞に侵入できない仕組みになっています。ですが、寝ているときにプロテアーゼと言うタンパク質を分解する酵素が増加してしまうのだそうです。

そため、ウイルスの表面のタンパク質の膜が破れてしまい感染力がアップしてしまうんです。それを予防するために朝起きたら一番に歯を磨きましょう。時間が無い時はマウスウオッシュでうがいをするのもOKだそうです。

6位:洗濯物は室内に干す・・・

部屋の湿度が40%以下になって乾燥するとウイルスが空気中に浮遊します。部屋の湿度が40%以上になるとウイルスが水分の重みで落下し空気中に浮遊するウイルスの量が減少します。

そこで、洗濯物を部屋に干して湿度をアップしてウイルスを撃退しましょう。加湿器を使う場合は、なるべく顔の位置に近い高い位置に置いた方が湿度が届くので効果的があるそうです。※説明書にしたがって使用してください。

7位:ホットヨーグルト・・・

免疫細胞の多くは腸内環境にあると言われています。免疫力が悪くなると免疫力が低下してしまいます。免疫細胞は温度が高い方が元気になる事が分かっています。

ですが、人間は朝は体温が下がっています。そこで、ヨーグルトをホットにして食べることで体を温める上げることができます。また乳酸菌は温めた方が活性化します。その結果、善玉菌が増加してウイルスや細菌をやっつけてくれます。

 注意する事!
ですが、温める温度がポイントです。目安は35℃~40℃の人肌位の温かさ。電子レンジ600Wで30秒~40秒かけると乳酸菌が活性化する温度になりますです。63℃以上になと乳酸菌が死滅してしまうので温め過ぎないように注意しましょう。

風邪をひいてしまった時の早く治す方法

1位:20分のウォーキングをする。

風邪をひいたときに運動をするのは意外です。実は、風邪のひき初めなら、軽い運動をするとナチュラルキラー細胞やリンパ球などの免疫細胞が活性化しするそうです。風邪を引いたから体を休ませるより適度な運動をした方が血流が良くなり体が温かくなるので効果的なんだそうです。

但し、汗のかき過ぎは逆に体を冷やしてしまうので効果が無くなってしまいます。体温を少し上げる程度の運動がいいです。汗をかき始めたら運動は止めましょう。

2位:ひき始めに自分の体格に合わせて漢方薬を飲む

自分に合った漢方を見つけて風邪のひきはじめに飲むと良いそうです。風邪の初期に良い漢方薬は4種類ほどあり、自分の体格によって合う漢方薬を飲むのが効果的なんだそうです。

※漢方には製品番号があるそうです。その番号も記載しています。

製品番号 タイプ
麻黄湯 27番 がっちりタイプ
葛根湯 1番 中肉中背タイプ。悩んだ時は葛根湯がおすすめ
麻黄附子細辛湯 127番 中肉中背~ちょい細め
桂枝湯 45番 一番元気がない方、もしくはお年寄り

3位:お粥に青ネギを入れる

青ネギには、ネギの青い部分にはアリシンと言う成分がふくまれています。強い殺菌効果があり風邪の原因の菌をやっつけてくれます。

また、アリシンはビタミンB1の吸収を助けてくれる効作用があるので血行をよくして体を温める作用があります。

その他にも、ねぎには抗酸化力高いビタミンCやβカロテンが含まれています。

4位:ハッカ飴をなめながらお風呂に入る

これは、意外な治し方ですよね。
ハッカ飴に含まれているメントールは咳止めやうがい薬にも使われている成分です。血管を拡張したり、抗炎症作用があります。鼻をスッキリさせたり、喉の痛みをとってくれる作用があります。

また、風邪をひいているときはお風呂を避ける人もいますが、お風呂の湯気の湿気は喉のせん毛の機能が戻す効果があります。それによってウイルスの侵入を防いでくれます。

熱が無い風邪の初期のひき始めならお風呂に入ってもOK。ただしお風呂から出たらすぐに寝るようしましょう。体を冷やさないことが大切です。

5位:温めたバナナを食べる

バナナに含まれているファイトトケミカルを温めると、体の免疫機能をサポートする力がアップすることが最新の研究で判明したそうです。

【作り方】
皮をむいたバナナを1本、電子レンジで600Wで30秒~40秒温める。先ほど予防のところで紹介したホットヨーグルトに入れても良いですね。

最後に:口呼吸を改善して風邪を予防する「あいうべ体操」

現代人は口呼吸を行っている人が多いそうです。その場合、風邪などのウイルスが侵入しやすくなってしまうそうです。

鼻呼吸の場合は、鼻毛が粘膜が細菌やウイルスを絡めてとってくれます。ですが口には毛が無いのでそのままウイルスや細菌が体内に入ってしまいます。

口呼吸を予防するには、舌の位置を上にすると自然に口が閉じて鼻呼吸になるそうです。「あいうべ体操」は、下がった舌を正しい位置に戻す体操なんです。

実際に「あいうべ体操」を取り入れている小学校もあり、この体操を行うようになってから風邪にかかる生徒の人数が減少したそうです。

【あいうべ体操やり方】

あ・い・う・べと言いながら、口を大きく開いて顔を良く動かします。そして最後の『べ』の時、舌を下に出します。毎日30回位やると良いそうです。

顔を動かくことで顔周りの温度が上がり免疫力が上がるそうです。