日々、医療の専門家により研究が行われているガン治療ですが、これまでのガン治療の根本を変えた新薬「ニボルマブ」と「ナノマシン」をご存知ですか?

今、世界が注目する最新ガン治療の「ニボルマブ」と「ナノマシン」 その特徴や効果について掲載しています。

新薬ニボルマブについて

これまでのガン治療方法の中心と言えば、手術、放射線治療、抗がん剤治療の三大治療が主でしたが、近年、四番目の治療方法として注目されているのが免疫治療です。

免疫治療とは?

実は、私たちの体の中では、毎日ガン細胞が誕生しています。ですが、人間には元々ガンやウイルスなどと闘ってくれる免疫細胞が存在しています。

健康な身体の人には、この免疫細胞がガン細胞を次々に攻撃して倒してくれているのです。

免疫治療とは、この力を利用した治療方法なのです。しかし、免疫治療にも欠点があります。これまでの免疫療法は、免疫細胞を強くしてガン細胞をやっつけようと、免疫力を強化する薬が開発されてきました。

ですが、ガン細胞には、この免疫細胞の動きを止めてしまう作用があるのです。 そのため、いくら免疫を強化しても免疫細胞の動きを止められてしまっていたのでは、ガン細胞を撃退することはできません。そこで登場したのが、新しい薬の『ニボルマブ』です。

ニボルマブの効果

この、ニボルマブと言う新薬は、ガン細胞が免疫細胞の働きを止めようとしても、それをブロックして免疫細胞がガン細胞を撃退するのを手助けしてくれると言う薬です。

さらに、これまでのがん治療である、手術、放射線治療、抗がん剤治療を行っても効果がなかった患者の2割~4割の患者に効果が認められたのです。

そして、現在は、すべてのガンではありませんが、一部のガンの治療薬としてすでに保険が適用されているんだそうです。なるべく多くのガンに適用されるようになってもらいたいですね。これからのさらなる研究に期待したいですね。

極小カプセル「ナノマシン」について

現在、およそ年間36万人の人がガンによって命を奪われていると言われ、これは一年間で亡くなる方の死亡原因の3分の1を占めており、日本人の国民病と言われています。

そんな中、来年の2016年に医療現場に導入されると言われている画期的なガンを治療する機械が「ナノマシン」です。ナノマシンを簡単に説明すると、薬を詰め込んだ高分子のとっても小さいカプセルのことで、 東京大学大学院工学系研究科・医学系研究科の片岡一則教授を中心とする研究チームがナノテクノロジーを駆使して開発に成功したんだそうです。

ナノマシンの大きさは、1個が1ミリの5万分の1と言う、インフルエンザウイルスよりも小さいサイズで、 そのカプセルの中に抗がん剤を入れて注射すると薬を直接ガンに届ける事ができるので、ガン細胞だけに直接効かせる事ができると言う夢のようなカプセルなんです。

ナノマシンの効果

この「ナノマシン」が、これまでの抗がん剤治療とどのように違うのかですが、もうお分かりになるかと思いますが、これまでの抗がん剤は、非常に小さいため正常な細胞にも入ってしまっていたのです。正常な細胞にも入ってしまった事で、健康な細胞までダメージを受けてしまい、さまざまな障害が起こってしまいました。これが抗がん剤の副作用です。

しかし、ナノマシンは、大きさをガン細胞だけに入るように合わせているので、健康な細胞に入ることがありません。 そのため、副作用がなくガン細胞だけを狙い撃ちでき倒すことができると期待されているのです。

また、ナノマシンが注目されている理由は他にもあります。抗がん剤だけではなく、どんな薬でも搭載することができるのです。

現在、薬の効果が高くても、副作用が問題になっているために使用できない薬がたくさんあるそうです。 そい言った薬にも、将来的には、ナノマシンによって安全に使えるようになったら特効薬になると考えられ期待されているのです。

この、ナノマシン来年度中には、乳がん治療で認可になるとも言われており、辛い副作用で苦しまないでガン治療が出来るのも夢では無くなっているのですね。本当に医学の進歩は凄い!ありがたいですね。