テレビを見ていると、まだまだ活躍されるのを期待されていた著名人がガンに命を奪われてしまったニュースを聞くことが多くなりました。本当に、ガンは恐ろしい病気ですね。

実は、私たちのカラダの中では、毎日、数千個と言うガン化した細胞が出来ているそうです。ですが、ガンにならないで健康に過ごせるのは、全身をパトロールしガン細胞を見つけたらやっつけてくれる免疫細胞の働きがあるからなんです。

この免疫細胞は、常にリンパ節で待機しています。そして、定期的に血管をめぐって全身をパトロールしています。その時、異物を見つけると直ぐに攻撃してやっつけてくれているのです。

その免疫細胞の中でも、最も力を発揮し重要な役割をおこなっているのがNK細胞です。ところが、加齢によってNK細胞の働きは低下してしまうと言われています。その為、高齢になると風邪がひきやすくなったり、ガンを発症する人が増えてしまうんです。

免疫力をアップするには、体内に入ってきた細菌やウイルスをいち早く見つけて撃退してくれるNK(ナチュラルキラー)細胞を高めることが大切になります。ここでは、リンパの流れを良くする方法、食事や運動などでNK細胞を高める方法を介します。



NK細胞を活性化するには

なぜ、免疫細胞が低下してしまうのか?

まずは、なぜ免疫細胞が低下してしまうのでしょう。

免疫細胞が低下してしまう要因に、NK細胞がリンパ節の中で休んでいてパトロールをしないでサボっている事が低下させている原因ではないかと考えられているそうです。

免疫細胞が全身をパトロールするように命令を出しているのが、リンパ液に含まれているタンパク質の一種です。それが、勢いよくリンパ節に流れることで、NK細胞に刺激を与えパトロールに出動させるように命令を出しているそうです。

ところが、何らかの原因でリンパ液の流れが悪くなると、タンパク質の量が減少してしまいます。その結果NK細胞を刺激することが出来なくなり全身のパトロールをしないで休んでしまっているのだそうです。

元々、リンパ液には心臓のようなポンプ機能が無いので滞りやすいそうです。長時間の立ち仕事や机上での仕事は重力の関係でリンパ液の流れが悪くなり下半身に溜まりやすくなります。

リンパ液の流れをよくするには

信州大学名誉教授 日本リンパ学会理事長 大橋俊夫先生の研究で、リンパ液の流れを良くすることでNK細胞を活性することが出来る事が分かっています。

その方法ですが、仰向け寝てカラダを休めるとリンパ液が上半身にも流れ全身をめぐることができ、リンパ節にタンパク質が流れ込み、NK細胞を刺激して働かせることができるのです。

さらに、腹式呼吸を行うと、お腹のあたりにあるリンパ液が溜まっている乳び槽に圧力がかかり、溜ったリンパ液を一気に流すことができるのだそうです。

体を休めるベストな時間は、大量のリンパ液が乳び槽に流れる時間、食後の2時間後です。その時間に20分間仰向けに寝て腹式呼吸を行うと良いそうです。

【乳び槽のリンパを流す腹式呼吸方法】

  1. 仰向けに寝て、手をお腹に置き、呼吸と共にお腹が上下するのを確認しながら行う。
  2. 鼻からゆっくり息を吸い、お腹を膨らませて、お腹がへこむのを確認しながら口からゆっくり息を吐きます。

1分間に2~3回、1回約20秒かけて呼吸をしましょう。

食事編

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は免疫細胞が集まっている腸内のバランスを整えて免疫力を高めてくれます。食べ方のポイントは、1日1カップを朝食で摂取すると、その後に食べる昼食や夕食の栄養が乳酸菌のエサになりNK細胞が活性化します。

その他に、βーグルカンが含まれているキノコを食べるとNK細胞が活性化して免疫力アップにつながります。ただし、βーグルカンは熱に弱い性質なので、加熱調理した場合はその煮汁まで食べた方が効果的です。

運動編

全国一位の長寿県長野県で実践している、ウォーキング方法がインターバル速歩です。このインターバル速歩を日々の運動として取り入れるようになってから体調が良く風邪を引かなくなったと言う人が多いんですよ。

インターバル速歩とは、早歩きとゆっくり歩きを交互に行う運動方法で、この歩き方をすると、下半身の筋肉量がアップし熱量が上がります。するとNK細胞が活性化して免疫力高くなります。

◆インターバル速歩のやり方

  1. 早歩きとゆっくり歩きを交互に3分間を5セット行います。
  2. 早歩きは、息がはずむ程度の速度でやや大股で歩きます。
  3. ゆっくり歩きは、散歩をするような速度でストレッチを行いながらでもOK!
  4. 歩いた後、30分以内に牛乳のようなアミノ酸をたっぷり含んだ飲み物をコップ1杯飲むと、筋肉量が増えてさらに効果的です。

質の良い睡眠

また、NK細胞はリラックスして副交感神経が優位になる睡眠時に多く作られるそうです。質の良い睡眠をとるためには、身体が冷えていると睡眠に入りにくいので、寝る前に入浴すると効果的なんだそうですがリラックスするためには湯船の温度がポイントです。自分の平熱+4℃のお湯に10分浸かるとリラックスできるのでおすすめです。




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